ワクチン・予防接種
ワクチン・予防接種について
狂犬病・混合ワクチン・フィラリア・ノミダニ予防等の各種予防を行っております。
また、ワクチンに対するアレルギーのある子や、老齢、持病等で接種を迷う場合には、ワクチンの抗体価検査もおこなっております。
狂犬病予防
狂犬病はワンちゃんだけでなく、ほぼすべての哺乳類が感染する病気です。
飼い主様にも感染・発症する恐れがあるので、生後91日を過ぎた犬は年1回、予防接種が義務づけられています。
大切な家族を守るためにも、飼い主様ご自身を守るためにも、受けるようにしましょう。
フィラリア予防
フィラリア症は蚊を介して感染する寄生虫疾患です。
残念ながら京築地区はまだまだフィラリアに感染した犬が数多くいます。
環境にもよりますが予防せずに2年経過すると80%の犬が感染すると言われています。
(猫も感染し、発症すると犬より重度の症状が出ます)
感染すると息切れ、咳、嘔吐、食欲不振などの症状が現れたり、多臓器不全や突然死をおこすこともあります。
きちんと予防すれば防げる病気ですので、一緒に暮らすワンちゃんねこちゃんを守るためにも、必ずきっちり予防しましょう!
当クリニックではワンちゃんねこちゃんの性格やライフスタイルなどに合わせて、おやつタイプ、注射タイプ、スポットタイプなどの各種タイプの予防薬をご用意しています。
ノミ・ダニ予防
ノミ・ダニはワンちゃんねこちゃんだけでなく、飼い主様にも被害をおよぼすので、きちんと予防するようにしましょう。
ダニは皮膚病の原因となるほか、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の原因にもなります。
SFTSはマダニを介して起こる感染症で、飼い主様にも感染リスクがあり、発症すると嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れ、国内で死亡例も確認されています。
予防薬として飲みやすいチュアブルタイプやスポットタイプなど、各種タイプをご用意しておりますので、飼い主様とご相談のうえ、最適なものを処方いたします。
混合ワクチン
動物が感染症にかかると、体内で免疫が生まれます。
ワクチン接種はこの働きを利用した感染症の予防方法で、病原体を無毒化したものや毒性を弱めた病原体を注入することで抗体を作り病気の発生を防ぎます。
仮に発症した場合でも症状を軽く済ませることができます。
当院ではワンちゃんの混合ワクチンとして2種、5種、7種ワクチンと、レプトスピラ単体ワクチン、ねこちゃんの混合ワクチンとして3種・5種ワクチンを取り扱っております。
ワンちゃんの混合ワクチン
5種混合ワクチンで予防できる感染症
- 犬ジステンパー
- 犬アデノウイルス(犬伝染性肝炎)
- 犬アデノウイルス(2型感染症)
- 犬パラインフルエンザウイルス
- 犬パルボウイルス
7種混合ワクチンで予防できる感染症
- 5種混合ワクチンで予防できる感染症
- 犬レプトスピラ(カニコーラ型)
- 犬レプトスピラ(イクテロヘモラジー型)
犬:コアワクチン
パルボ、ジステンパー、アデノウイルス感染症抗体価
ねこちゃんの混合ワクチン
3種混合ワクチンで予防できる感染症
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症(猫風邪)
- 猫汎白血球減少症
5種混合ワクチンで予防できる感染症
- 3種混合ワクチンで予防できる感染症
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫クラミジア感染症
猫:コアワクチン
ヘルペス、カリシ、パルボウイルス感染症